IBSの治療について

IBSの生活

この記事ではこれまで行ってきたIBS(過敏性腸症候群)の治療について紹介します。

IBSのはじめの症状

自分がIBSなのではないかと初めて思ったのは20歳のときでした。それまでは、単に「人よりお腹が弱いだけ」だと思っており、深刻なものとは考えていませんでした。

小学生や中学生の頃は、和式トイレが苦手で、学校ではトイレを我慢してしまうことが多かったです。ただ、その頃は特にIBSのような症状はなく、普通に生活できていました。

症状が大きく悪化したのは高校生のときです。高校では自転車と電車を使って通学していましたが、朝、電車に乗る前や自転車で駅まで向かう途中で急にトイレに行きたくなるようになりました。はっきりした原因はわかりませんが、高校の勉強によるストレスや、慣れない電車通学がIBSの症状が出始めた原因だったのかもしれません。

IBSの検査を受けたきっかけ

あるとき、家族みんなで車で外出した際、とても激しい腹痛に襲われました。便秘でお腹が締め付けられるような痛みで、途中でコンビニのトイレによってもらったり、高速道路も途中で降りてもらいトイレに行ったりして、迷惑をかけてしまったと思いました。それをきっかけに、「もしかしたら自分は何かの病気ではないか」と思い、調べてみることにしました。その中で初めて「過敏性腸症候群(IBS)」という病気の存在を知り、自分の症状がまさにそれに当てはまることに気づきました。

IBSは体に器質的な異常がないにもかかわらず腸の調子が悪くなる病気です。そのため、診断にはまず腸に異常がないことを確認する必要があります。家の近くの消化器内科に行き、大腸カメラの検査を受けることにしました。検査の結果、腸には異常が見つからず、器質的な問題がなかったので、過敏性腸症候群だろうということがわかりました。

現在のIBSの治療について

自分がIBSかもしれないとわかってから、どうすれば症状が改善するのか調べ始めました。食事に気を付ける、生活習慣を見直すなど、さまざまな対策があることがわかりましたが、根本的には「心配性な性格」をどうにかする必要があると思っています。というのも、IBSになりやすい人の特徴として、ストレスに敏感な人、緊張しやすい人、几帳面な性格というものがあり、自分がこれにあてはまるからです。性格を直すのは難しいかもしれませんが、生活の中の行動や環境を変え、考え方から直していく必要があると思っています。

現在は治療として病院で処方された薬を飲んでいます。いくつか試した中で、自分に合う薬が見つかり、今もその薬を継続して服用しています。完全に症状が消えたわけではありませんが、IBSであるとわかった時に比べ、様々なことに挑戦することができるようになっています

今後について

現在は、普通の人ができる多くのことができない状態です。また、将来、多くのことをあきらめなければいけないとも思っています。ただ、制限がある中でも自分の好きなことや楽しいと思えることも見つけられています。そのため、完全に治り、お腹の調子を気にせずに日常生活を送れるようになることが最善ですが、自分が満足できる生活ができればそれで充分とも思っています。今後もこのブログで私の生活を少しずつ発信していこうと思います。

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