私は毎日朝5時に起きる生活をしています。
多くの人より早い時間だと思いますが、IBSを抱えながら生活するために必要なことだと思い、続けています。IBSを抱えている私は、朝の準備にどうしても時間がかかってしまいます。この記事では、私が毎朝どのように過ごしているのかをご紹介します。
朝、お腹の調子を整えるために
IBSを抱えている私は、お腹の調子が不安定になりがちです。特に朝は外出できるレベルまで腹痛や便意を落ち着かせる時間が必要です。そのため、朝早く起き、時間に余裕をもって準備をしています。
起床したらまずはお水を飲み、そのあとに朝食をとります。実は以前、「朝食を抜いたほうが調子が良いのでは?」と考えたことがありました。しかし、空腹で気持ち悪くなったり、健康面が心配になったりしたため、今では毎朝なにかしら食べるようにしています。
朝食後は身支度を整え、いつでも家を出られる状態にします。ただ、ここからがIBSとの勝負で、大抵おなかの不快感や便意で、何度もトイレに行くことになってしまいます。出発するまでに1時間以上かかってしまうことはよくあることです。
以前は、朝起きてすぐ朝食を食べ、身支度を済ませて家を出る生活をしていたのですが、移動中にトイレに行きたくなることが頻発し、そのたびに不安でいっぱいになりました。特に朝は空いているトイレが見つからないことが多く、トイレを済ませずに外出することが怖くなってしまいました。
その経験から今では外でトイレを探すようなことにならないように出発前に準備をする生活にしています。しかし、時間をかけて準備しても、移動中にトイレに行きたくなってしまうことは、正直なところ、改善されていません。
IBSの旅行対策
IBSを抱えている私にとって、旅行はとてもハードルが高いイベントです。ここでいう旅行とは、一人旅や家族との旅行です。IBSを抱えているため、集団行動が難しく、友達等他人との旅行などはできません。
知らない土地ではトイレの場所を把握していないし、移動やスケジュールのプレッシャーで症状が悪化してしまうことがあります。それでも、私は新しい場所に行くことは好きなので、どうにか工夫して旅行に行けるようにしています。
まず、事前に訪れる場所のトイレの位置を把握しておくことは欠かせません。また、旅行中でも自宅と同じように、ホテルでは朝早く起きてお腹の調子を整える時間を確保しています。加えて、ホテルの周りを散歩するなどして出発に向けた準備を整えるようにしています。
また、旅行の計画を立てるときはトイレに行きたくなる朝や昼食後には大きな移動を含めない・そもそも混雑した場所にはいかない等、IBSの自分でも行けるような工程を考えています。
IBSとの付き合いかた
このようにIBSを抱えていると外出するために長時間の準備が必要になることがあります。工夫が必要ですが、自分に合った方法やペースを見つけ、少しずつでも好きなことができる生活を目指していこうと思います。 この記事が、同じような症状を抱えている人の参考になればうれしいです。また、IBSを抱えている人への理解が少しでも深まるきっかけになれば幸いです。
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